アイアンの飛距離アップの方法!効果的な練習ドリルとトレーニングを徹底解説

アイアンの飛距離に悩んでいませんか?
飛ばせる人や上級者のゴルフを見ていると、グリーンまで残り140ヤードを8番アイアンや9番アイアンで打っていて、楽そうにラウンドしてますよね。「自分もあんなふうにアイアンで飛距離がだせたらなぁ」なんて思ってしまいますよね。

この記事では、そんなアイアンをもっと飛ばしたい人に向けて、アイアンの飛距離がだせない原因や飛距離アップにむけた練習方法を解説します。この記事を最後まで読めば、あなたに合ったアイアンの飛距離アップの方法が見つかるでしょう。アイアンの飛距離がアップすることで、安定して90を切ることも夢ではなくなりますよ。

1.アイアンの飛距離が伸びるとゴルフは楽になる

アイアンの飛距離が伸びるとゴルフは楽になること間違いありません。ショートホールやミドルホールの2打目でも、8番アイアンや7番アイアンといった短いクラブでグリーンを狙っていけるからです。

フェアウェイウッドやユーティリティといった、長いクラブより短いクラブのほうがコントロール性がいいのでミスショットも減らせるでしょう。アイアンの飛距離を伸ばして、さらなるスコアアップを目指しましょう。

2.アイアンで飛距離がだせない5つの原因

アイアンの飛距離を伸ばせばゴルフは楽になる!とはいっても、簡単に伸ばせないのがゴルフの難しいところです。

まずはアイアンで飛距離をだせない原因を理解しましょう。アイアンで飛距離がだせない原因は大きく分けて5つあります。

  • 払い打ちになっている
  • 手打ちになっている
  • グリップの仕方が悪い
  • 体が固い
  • クラブが自分にあっていない

です。詳しく解説していきますね。

払い打ちになっている

アイアンの飛距離がでない人は、ボールを横から払うように打っている傾向があります。払い打ちになると、アイアンのフェースがボールに対して、寝た状態でインパクトしてしまいます。そうなるといくら強く打ってもボールは高く上がるだけで、飛距離は伸びません。

プロゴルファーや上級者のアイアンショットは、ボールに対して鋭角にクラブを入れています。ボールに対してクラブを鋭角にいれることによって、クラブのフェースは起きた状態でボールとインパクトするので、力強く伸び上がるような打球になります。いわゆるダウンブローと呼ばれるショットですね。

アイアンの飛距離を伸ばしたい人は、ダウンブローでボールを捉える意識を心がけましょう。

手打ちになっている

アイアンの飛距離が出ない人は、腕だけでクラブを振っている可能性があります。いわゆる手打ちとよばれるスイングですね。手打ちになる理由は様々ありますが、体の捻転や体重移動が少ないのに、強くスイングしようとして手打ちになるパターンが多いです。

女子プロゴルファーは男性とくらべて非力にもかかわらず、男性のアマチュアゴルファーよりボールを遠くへ飛ばしていますよね。あれは全身を効率的に使ってスイングしているためです。腕だけで振っても、ヘッドスピードは上がりません

手打ちになっている人は、下半身主導の全身をつかったスイングを心がけましょう。

グリップの仕方が悪い

アイアンの飛距離がでない人はグリップの仕方にも注目してみましょう。グリップの仕方が悪いと、スイングの全てが乱れる原因にもなります。グリップの仕方にもメリット、デメリットがあるので、自分にあった正しいグリップでスイングしましょう。
体が固い
バックスイングの時に、体が固くてしっかりと捻転できないため、ボールを飛ばせない人もいます。女子プロゴルファーが男性のアマチュアゴルファーと同等以上に飛ばせるのは、体の使い方と柔軟性があるからです。アイアンの飛距離をアップさせるためにも、日頃からストレッチやトレーニングで体の可動域を増やしておきましょう。

クラブが自分にあっていない

アイアンでボールを飛ばすためにはスイートスポットといわれる、芯でボールを捉えなくてはいけません。プロが好んで使うような、ヘッドが小さいアイアンは芯も小さいです。そんなアイアンをアマチュアゴルファーが使うと、なかなか芯に当たらず、打球も飛びません。

最近は芯が広くてボールが高く上がるアイアンや、つかまった打球が簡単に打てるモデルのアイアンが多く発売されています。アイアンの飛距離が出ない人は、アイアンの買い替えもおすすめです。

3.アイアンの飛距離をアップさせる練習方法とトレーニング

ここからはアイアンの飛距離をアップさせる練習方法やトレーニングを紹介していきます。ここに紹介されてあるドリルやトレーニングを実践することで、アイアンの飛距離がアップするはずですよ。

ボールの端を見ながら打つ

右利きの場合、アイアンを打つときはアドレスからインパクトまで、ボールの左端を見ながら打ってみましょう。アマチュアゴルファーは、無意識で自分が見ているポイントにスイングの最下点を持っていきがちです。

なのでボールの中心を見ながら打つと、ボールの真下がスイングの最下点となり、払い打ちになってしまいます。ボールの左端を見ることで、スイングの最下点が左端にずれるので、自然とダウンブローでのインパクトができるようになります。

ボールを見るポイントを変えるだけで、劇的に打球が変わることもあるのでぜひ試してください。

フックグリップで握ってみる

アイアンの飛距離が出ない人は、グリップをフックグリップで握ってみましょう。フックグリップはストロンググリップとも呼ばれており、フックやドローボールが出やすい握り方です。
握り方はまず左手をグリップに被せるように上から握ります。このとき左手の親指と人差し指の間の線が、自分の右肩に向いていることがポイントです。右手はグリップを下から握り、左手同様に親指と人差し指の間の線が自分の右肩を向くようにします。

簡単にフックグリップが握れるやり方をわかりやすく教えてくれている動画があるので、紹介しておきますね。アイアンで飛距離が出ない人はフックグリップを試してみましょう。

片手スイング

片手でボールを打つ練習をすると、全身をつかったスイングが身につけられ、手打ちが解消されます。やり方は右利きの場合、左手1本でクラブをにぎり、下半身→腰→上半身の順番で体を動かしてテイクバックします。トップから切り返しも下半身→腰→上半身の順番で体を動かしてクラブを振り下ろしてましょう。トップの位置は低くてもいいので、軽い力で振れている感覚をつかむことがポイントです。

軽い力で振れている感覚がつかめたら、実際にボールを打ってみましょう。飛距離は気にしなくてもいいので、軽い力でボールを芯で捉えている感覚が大事です。

アイアンの飛距離をアップしたい人は、片手スイングの練習をして、全身をつかったスイングを身につけましょう。

9時3時ストレッチ

体が固い人は日常の習慣にストレッチを取り入れて、体の可動域を増やしましょう。ストレッチには渋野日向子選手も実践していることで有名な、9時3時ストレッチがおすすめです。やり方は、まず手ぶらの状態でアドレスの形を作ります。

そこからテークバックをするイメージで腕を伸ばしたまま体をひねり、左手を左肩の高さ、右手は頭上まできたところで5秒間キープします。このとき体重は右の股関節にしっかり乗せることがポイントです。5秒間キープしたら、そのままフォロースイングのイメージで反対側のストレッチをしましょう。

右手が右肩の高さ、左手は頭上の位置で5秒間キープです。このストレッチは右手と左手の高さが時計の9時3時の位置なので、9時3時ストレッチと呼ばれています。体が固くて腕を9時3時の高さまで上げられない人は、8時4時の高さになっても大丈夫です。

続けることが大切なので、無理のない範囲で継続して続けてみましょう。9時3時ストレッチについてわかりやすい動画があるので、よろしければ参考にしてください

筋力トレーニング

アイアンに限らず、飛距離を伸ばすには筋力トレーニングもかかせません。筋力を強化するだけでも、ヘッドスピードは上げられます。スイングにおける体のパーツごとの役割とおすすめのトレーニング方法を表にまとめてみました。

1日10回からでもいいので、継続してやってみましょう。1ヶ月もすれば効果は出てくるはずですよ。

鍛えるパーツ スイングの役割 おすすめのトレーニング
腕、肩、胸 スイングを実行する重要なパーツ 腕立て伏せ
体幹 下半身で生んだエネルギーを上半身に伝える プランク
背筋
下半身 最も大きなエネルギーを生むパーツ スクワット

まとめ

いかがだったでしょうか?
アイアンの飛距離をアップさせるためには、正しいスイングで正しく体を使うことが重要です。この記事で紹介したトレーニングや練習を取り入れて、アイアンの飛距離をアップさせましょう。この記事がお役に立てれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です