皆さんはドライバーでしっかり飛ばせていますか?
ゴルフは飛ばしではない、と理解していても、ドライバーの飛距離がでればゴルフが有利になることは間違いありません。せっかくゴルフをしているのなら、ドライバーの飛距離を伸ばすことに挑戦してみましょう。
この記事ではそんなドライバーの飛距離アップに挑戦するゴルファーのために、飛距離をアップさせる原因や練習方法、スプレーを使った裏技まで紹介していきます。この記事を読んで実践すればドライバーの飛距離が20ヤードアップするのも夢ではありません。ロングドライブでさらなるスコアアップを目指しましょう。
目次
1.ドライバーの飛距離が出ない原因
この章ではドライバーの飛距離が出ない原因を紹介していきます。ドライバーの飛距離が出ない原因を理解することで、飛距離アップの方法がわかりますよ。
手打ちになっている
ドライバーの飛距離に悩む、多くのゴルファーは手打ちとよばれるスイングになっています。手打ちとは、全身を使ったスイングではなく、腕だけを積極的に使ったスイングです。腕だけでスイングしているので全身を使ったスイングと比べて、生み出せるパワーは少ないので、ヘッドスピードも遅くなり飛距離がでません。
ドライバーショットの飛距離に悩む人は手打ちのスイングを改善しましょう。
芯に当たっていない
ドライバーの飛距離がでない原因はドライバーショットの時に芯に当たっていない、もしくは当たる確率が低いということも考えられます。ドライバーの飛距離に悩む人はドライバーショットの時に必要以上に力む傾向があります。力んでしまえばそれだけ芯に当たる確率も低くなります。
どんなに高性能のドライバーを使用していても、芯に当たらなければその性能を発揮できませんよね。ドライバーショットの飛距離に悩んでいる人はドライバーのミート率をアップすることを心がけて練習しましょう。
スイングする力が弱い
ドライバーの飛距離が出ない人はそもそもスイングするための筋力、体力が少ないということも考えられます。ドライバーの飛距離を飛ばすためにはヘッドスピードをあげることが必須です。ヘッドスピードをあげるためには、スイング方法以外にも筋力や体力といった要素も重要です。
ドライバーの飛距離に悩んでいる人は、トレーニングやストレッチをして筋力や体力を鍛えましょう。
2.ドライバーを飛距離アップさせるドリル
ここからはドライバーの飛距離をアップさせるドリルを紹介していきます。ドライバーの飛距離をアップさせるおすすめのドリルは
- クロスハンド素振り
- 片手打ち
です。詳しく解説していきます。
クロスハンド素振り
クロスハンド素振りは手打ち解消に有効なドリルです。クロスハンドで素振りをすることによって、右手の使いすぎを防ぎ、正しいインサイドアウトの軌道でクラブを振り下ろせるようになります。インサイドアウトのスイングができるようになることで、自然と手打ちは解消され、全身を使ったスイングができるようになりますよ。
やり方は簡単で、ゴルフクラブをグリップする手を入れ替えて素振りをするだけです。ポイントはスイングしたときに、右のワキがしっかりしまって、ゴルフクラブがインサイドに振り下ろされていること実感することです。
クロスハンド素振りは自宅でもラウンドの合間でもできるので、腕の動きが強いと感じた時におすすめのドリルです。
片手打ち
片手打ちはミート率アップと全身を使ったスイングを手に入れられるドリルです。プロゴルファーも練習に取り入れている有効なドリルなのでぜひ試してみてください。やり方は簡単で右打ちの場合、ショートアイアンを左手だけで素振りをしてみましょう。
最初はショートアイアンが重く感じて思うように振れません。しかし素振りを繰り返して慣れてくると下半身→腰→上半身の順番でスイングできるようになり、体とゴルフクラブが連動している感覚が掴めます。
片手でショートアイアンを振れるようになったら、こんどはティーアップしたボールを打ってみましょう。飛距離は気にしなくていいので、ショートアイアンの芯に当たっていること、ボールが真っすぐ飛んでいることを意識して練習しましょう。片手打ちができるようになることで、手打ちは解消されるはずです。
3.ドライバーの飛距離をアップさせるトレーニング
ここからはドライバーの飛距離をアップさせるトレーニングを紹介していきます。飛距離をアップさせるには、ヘッドスピードを速くすることがポイントです。ヘッドスピードを速くするにはスイングの改善も有効ですが、筋力や体力を鍛えることも非常に有効です。また日頃からトレーニングをする習慣があると、体が健康にもなれるので積極的にトレーニングをしましょう。
スクワット
スクワットはキングオブトレーニングともいわれるトレーニングです。ゴルフのパフォーマンスアップにも効果的なトレーニングなので積極的にやっていきましょう。
やり方はまず足を肩幅と同じぐらいに開きます。この時、膝とつま先が同じ方向に向いていることがポイントです。そこから背筋は伸ばしたまま、膝を曲げてお尻を突き出すようにしゃがみ込み、お尻が膝とおなじくらいの高さのところで止まり、太ももに負荷を感じましょう。負荷を感じたらゆっくりと元の状態へ戻し、これが1回です。
注意するポイントはおしりの高さまでしゃがみこんだ時、膝がつま先より前へ出ないようにしましょう。1日10回からでもいいので、日常の習慣に取り入れてドライバーの飛距離アップを目指しましょう。
アイアンを2、3本持って素振り
アイアンを2,3本持って素振りをすることもドライバーの飛距離アップが期待できます。理由は重いもので素振りをすることで、スイングに必要な筋力が鍛えられるからです。速くスイングする必要はないので、フォームを意識して丁寧に素振りをしましょう。アイアンを3本持って素振りをするときは、3本のうち1本は逆さにしてヘッド近くを持つことで、バランスがよくなりスイングしやすくなります。
アイアンを2本、3本もって素振りするのは効果的ですが、重りのついた素振り用練習器具でも同様の効果が期待できます。ゴルフクラブより重たいものをしっかり振って、スイングする力を鍛えましょう。
4.ドライバーを飛距離アップさせる裏技
ここまではスイングの改善やスイングする力を鍛える方向性でドライバーの飛距離アップの方法を紹介してきました。しかし忙しくてそんな練習時間がとれないなんて人もいますよね。そんな人のために、この章ではスイングの改善や体力強化以外のドライバーの飛距離をアップさせる方法を解説していきます。
ヘッドに鉛を貼る
ドライバーのヘッドに鉛を貼ることによって、ヘッドの重量が増えて飛距離が伸びることもあります。また鉛を貼る位置を調整することによって、打球が高くあがるようにしたり、ボールをつかまえやすくしたりもできます。鉛を貼る時に注意するポイントは、鉛を貼る量は2グラム〜5グラムにしておきましょう。あまり貼りすぎるとヘッドが重すぎてスイングできなくなるからです。
ヘッドに貼る鉛はゴルフショップやインターネットで購入できるので、是非試してみてください。
ドライバーの買い替え
ドライバーの飛距離に悩んでいる人はドライバーの買い替えも検討してみましょう。ドライバーはテクノロジーの進化によって、年々飛びやすいのに扱いモデルが販売され続けています。自分のスイングにあったシャフトと組み合わせることで、現状のスイングでも飛距離がグンと伸びることも考えられます。
古いドライバーや人からもらったドライバーを使っている人は、ドライバーの買い替えも検討してみましょう。
ドライバーにスプレーをふる
ドライバーの飛距離をアップさせるには、ドライバーに専用のスプレーを吹きかけることも有効です。ドライバーのフェース面にスプレーを吹きかけることによって、フェース面に特殊な膜ができ、インパクト時にボールのバックスピン量を減らしてくれます。
バックスピン量が減るとボールが高く吹き上がるのが抑えられ、前へ飛んでいく力が強くなります。実験結果ではドライバーの飛距離が10ヤード〜20ヤードアップしたそうです。ただしこのスプレーは競技会などの大会では使用NGだそうです。使用するときはゴルフコンペやゴルフ仲間とのラウンドのみとしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ドライバーの飛距離をアップさせるにはスイングの改善、体力強化、道具の使用など様々な方法があります。自身のライフスタイルやゴルフへの取り組み方にあった方法でドライバーの飛距離をアップさせましょう。この記事がお役に立てれば幸いです。