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こんにちは!MINAです。
先日カナダへ行き、現地のヨガ事情をみてきました。色んなクラスを受けてきたのですが、どのクラスも3割程度、男性が参加しており男女問わず年齢もさまざま。
その中で印象的だったのが、みんな「自分の身体に合わせてクラスを受講されている」というところです。
「出来ないポーズはしない。」
「辛くなってきたら休憩する。」
などみんな自由にヨガを楽しまれてました!
カナダで色んなスタジオへ行きましたが、どのスタジオもそれぞれ独自のコンセプトやスタイルがありました。日本も同様に、ヨガを学ぶ場所もそれぞれ。
でも、場所を選ぶことって一番重要なんです。
そこで今回は現役ヨガインストラクターである私が失敗しないヨガスタジオの選び方を7つのポイントに分けてご紹介します! 是非参考にしてくださいね!
知っておきたいヨガスタジオの選び方
先ほどでも述べた通り、スタジオによってコンセプトやスタイルはさまざまです。
その中で選ぶときに重視するべきポイントを7つ選んでみました!
「ヨガ・人・システム」と大きく分けて3つの注目ポイントがあります。
その3つの中から更に細かいポイントを各2~3つ選んでみましたので、1つずつ紹介していきます!
1.目的・期待する効果
あなたのヨガに期待する効果は何ですか?
「痩せたい」
「運動不足を解消したい」
「ストレス発散したい」
そんな方にオススメなのは、ホットヨガスタジオです。
ホットヨガは室内温度39℃前後、湿度は55%〜65%程度に保たれた空間の中で行うヨガです。室内に入るだけでじんわりと汗が滲み出てきます。
その中で身体を動かしヨガのポーズを行ってくと、自分でも驚くほどに汗が出てきますよ!
また、ホットヨガスタジオではダイエットにフォーカスしたプログラムが多いのも確かです。「短期間に痩せたい!」という方にも効果的だといえます。
但し、そういったダイエットのクラスは運動量も多い為、注意が必要です。
温度や湿度が高い室内では、息苦しく慣れていないとうまく呼吸が出来ない人もいます。そんな中で激しく身体を動かすと酸素不足になってしまい、手がしびれたり頭が痛くなったりします。
慣れるまでは基本的なクラスやリラクゼーション系のクラスで呼吸の練習から始めてみてくださいね!
「身体の歪みを整えたい」
「体質を改善したい」
「リラックスしたい」
そんな方にオススメなのは、常温のヨガスタジオです。
常温ヨガはホットヨガに比べるとスタジオが多く存在します。スタジオだけでなく個人で教室を開講されている方も多く、スタジオ選びの選択肢は更に増えます。
細かくは2つめのポイントでご紹介していきます!
2.ヨガの種類
ヨガには色んな種類があります。発祥地もさまざまで、現在はインドのみならずアメリカやイタリア、タイなど世界中の素晴らしい先生方が独自の手法を編み出し、それがヨガのスタイルの1つとして普及しています。
1つめのポイントでオススメした常温ヨガスタジオが、さまざまなヨガの種類を取り入れて日々のクラスを構成されているところが多いですね。
よく見かけるヨガの種類を運動量別に紹介します!
これらは心にフォーカスを置いているヨガが多く、座位や仰向けなど大地に根付いたポーズが多いことが特徴で、疲れている方、リラックスしたい方、また睡眠が浅い方に効果的!
リストラティブヨガは、ニューヨーク発祥のヨガでブロックやボルスターと呼ばれるクッションなどを使い1つのポーズに時間をかけ身体と心をほぐしていきます。
ヨガニードラはインド発祥のヨガで、眠りのヨガとも呼ばれています。言葉の通り仰向けなり目を閉じます。あとはインストラクターの言う通りに意識を向けていくだけ。約20分のヨガニードラで4時間の睡眠効果があると言われています!
初心者向けのヨガのスタイルです。
ハタヨガやアイアンガーヨガはヨガのポーズの基本をしっかりと学べるヨガです。
アイアンガーヨガは、ブロックやベルトなどを使用し1つずつ正しいポーズをキチンと取っていきます。
陰ヨガは大地に根付いたポーズを中心に1つずつ時間をかけポーズを深めていきます。
トゥリヨガは、まだまだ歴史は浅いですがゆっくりと動き続けるヨガです。
ヨガの動きと呼吸法に慣れてきたら、もう少し動きを加えてみてはいかがでしょうか?
ヴィンヤサは呼吸と共に動き続けるヨガです。ダイナミックに身体を動かし筋力や体幹を鍛えていきます。
シヴァナンダヨガは12個のポーズを順番に行っていきます。毎回同じ動きの中で日々の気付きを得ることが出来ます。
クンダリーニヨガは呼吸にフォーカスされたヨガです。さまざまな呼吸法を行っていくことで、身体を刺激し脳を活性化していきます。
もっと身体を動かしたい!ストイックにヨガを楽しみたい!という方にオススメのヨガです。
パワーヨガはその通りパワフルに身体を動かしていくヨガです。立って行うポーズがほとんどなのでしっかりと汗をながすことができますよ!
アシュタンガヨガは、インド発祥のヨガです。全ての身体を使えるように作られたメソッドで、一連の動きが全て決まっています。
他のヨガの種類と違い、アシュタンガヨガはマイソールという自主練習をするクラスを設けているスタジオが多いです。
聞き慣れないヨガの名前が多く、どのレッスンに脚を運べば良いか分からない方が多くいます。少しでも参考になれば嬉しいです!
3.スタジオの雰囲気
スタジオ選びの中で雰囲気を重視するのも1つだと思います。
足を踏み入れた瞬間異空間に来たような気分になる。
それだけで安心する。
居心地がいい。
また来たくなる。
ヨガは日常に取り入れやすいエクササイズですが、だからこそヨガの時間を心地よく過ごしたいですよね。スタッフの気配りや笑顔、スタジオ全体の清潔感や開放感など肌で感じる雰囲気をご自身で味わってみてください。
「オシャレな空間が好き」
「アットホームな空間が落ち着く」
「緑が多い空間が心地いい」
「窓が大きい部屋で外の景色を眺めてヨガしたい」
「外から遮断された空間で自分を見つめたい」
それぞれ好きな空間はさまざまですよね。自分の好きな場所には、同じような人が集まってきます。インストラクターやそこに通っている人も好きなものが同じ傾向が…。
是非スタジオ全体の空間を感じてみてください!
4.インストラクターとの相性
レッスンを受ける際に一番重要なポイントです。インストラクターも人間。それぞれの人生があって、そこでレッスンをされています。
人によって、身体にフォーカスをおいたレッスンを伝えたい方もいますし、心にフォーカスをおいたレッスンを伝えたい方もいます。
同じリラクゼーションヨガでも、インストラクターが違えばクラスの構成も変わります。
個人でヨガ教室を開講されているところは、インストラクターも1人なので分かりやすいですが、ヨガスタジオとなると1つのスタジオに多くのインストラクターが在住しておりスケジュールが組まれています。
自分のライフスタイルの中で通える時間帯、そのレッスンを担当されているインストラクターが自分に合っているかをスタジオ選びのポイントにしてもいいと思います。
素敵なインストラクターに出逢えると人生も変わりますよ!
5.団体・少人数・個人(プライベート)
これもスタジオ選びに重要なポイントです。
団体レッスン
団体レッスンのメリットは、「習い事をしているなぁ」という気持ちになります。色んな人が同じレッスンを受けていることで自分の意識も高まっていきます。
またインストラクターやスタジオの方針にもよりますが、大人数でのレッスンだとグループワークや2人1組になってポーズの練習をすることも稀にあります。
そこで仲良くなったり、コミュニケーションが生まれるメリットがあります!
デメリットは、インストラクターとの距離が遠くなりがちなので個人的な身体の悩みや相談を話しにくいこともあります。また1人1人にポーズの補正ができないこともあります。
少人数のレッスン
少人数のレッスンのメリットは、インストラクターとの距離が近いところです。身体の悩みを相談することもできますし、続けていくことで自分では気付かなかった身体の変化をその都度教えてくれる。なんてこともあります。
スペースも大きく取れるので、隣の人との距離が近いのは苦手だという方は少人数制をオススメします。
デメリットは、人数が限られているので予約が取りにくいことです。また目立つのが苦手な方は大人数のスタジオの方がいいかもしれません。
個人レッスン
個人レッスンのメリットはなんといっても「インストラクターとマンツーマン」だということです。その日の体調を聞きながら、そこにフォーカスしたレッスンを受けることができるので効果は抜群!
また、個人でヨガ教室を開講されているインストラクターだと家まで来てくれて個人レッスンを受ける、「出張レッスン」を行なってくれることもあります!
家までインストラクターが来てくれるので忙しい方や、家を空けられない方、赤ちゃんがいる方でも安心ですよね。
何より自分だけのレッスンというのは嬉しいです。
デメリットは、レッスン料が割高になるということ。金額は色々ですが、大体1回のnレッスンで5,000円からだと考えておいた方が良いと思います。
継続的に続ける人もいれば、マッサージ感覚でたまに受けられる方もいます。
6.料金プラン
色んな料金プランがスタジオによって設けられています。月々のことですので、料金プランもしっかりと把握しておきたいもの。
スタジオの種類によって設けているプランや支払い方法をご紹介します。
大手スタジオ
その他、入会金や登録手数料、ウォーターサーバーの使用やマットレンタルなどオプションメニューも有ります。
これらは全て銀行口座での毎月自動引き落としが多いです。
小規模スタジオ
入会金など有りますが、オプションメニューはあまりないところが多いです。
いくらか支払って自分のマットをスタジオに置いておける「置きマット」ができるところは多いです。
支払い方法は、現金・クレジットカード。通いたい放題か月謝制の場合のみ銀行での毎月自動引き落としが多いです。
個人主宰のヨガ教室
入会金含めオプションメニューはほとんどないです。
現金払いのみが多いです。
大手スタジオはやはり設備が整っていることが多く、場所も駅近や繁華街の中など通いやすさもプラスされており上記のような料金プランが多いのが特徴的です。
小規模スタジオは、通い放題プランに合わせてチケット制もあるので設けられた有効期限内に購入したチケット回数分の受講ができるメリットがあります。
個人で主宰されているヨガ教室は、開催日数自体少ない場合が多く、1回ずつの支払いかチケット制が多いです。
自分に合ったプランや料金はどのスタジオ・教室なのか事前に調査することをオススメします!!
7.通いやすさ
最後に通いやすさです。気になるスタジオが駅近なのか、仕事の出勤前もしくは仕事終わりに通いたい人は仕事場から近いか。
休みの日や、家から通いたい人は家の近くにあるかどうか。家の近くから通いたい方は、意外と近くの公民館や体育館、お寺などでヨガを開講されている場合もあります。
ヨガを始める時は、少し距離が遠くても通えると思い、最寄駅より離れた場所や駅から少し歩く場所にあるスタジオでも苦に感じず契約してしまったものの、続けていくうちに行かなくなってしまった。という話も聞きます。
それだけ良いスタジオでも、通うことが面倒になると行かなくなってしまいます。自分のライフスタイルを見ながらスタジオを選んでくださいね!
まとめ
今回は私の視点でヨガスタジオを選ぶポイントを7つご紹介してまいりました。
通い始めて見えてくるメリットやデメリットもあるかもしれませんが、事前に調査しておくことも大切です。
是非、ご自身に合ったヨガスタジオを見つけてみてくださいね!