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アイアンガーヨガとは?効果や特徴、代表的なポーズ、向いている人など紹介

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石田まりえ

東京生まれ、東京育ち。ラジオの懸賞で航空券が当たったことでニュージーランドへ渡航。 ニュージーランド在住14年目。2児の母をしながら、のんびり暮らすヨガインストラクター。
※本ページはプロモーションが含まれている場合があります。

ヨガをやってみたいと思いつつも、「体が硬いけどヨガできるかな?」「運動が苦手で、体力もないけどできるかな?」「昔、足を怪我した体だけどヨガできるかな?」と躊躇していませんか?

アイアンガーヨガは、万人のためのヨガとも言われているヨガです。

そこで今回は、アイアンガーヨガについてご紹介したいと思います。
『ヨガは私には向いていない…』と思っている方でもできる、アイアンガーヨガの魅力をお伝えいたします。

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万人向けのヨガだから誰でもできる

アイアンガーヨガは、B.K.Sアイアンガーが考案したヨガです。アイアンガー師の師匠であるクリシュナナマチャリヤ師は、それまでヨガが修行僧の鍛錬の一つとして行っていたものを、一般の人向けに、健康維持の為に日常的にできるエクササイズとして新しいヨガのスタイルを生み出しました。

アイアンガー師とアシュタンガヨガ創設者のシュリ.K.パタビジョイス師がクリシュナマチャリヤ師の愛弟子だったことは有名な話で、彼らはクリシュナマチャリヤ師の教えを受け継いで、それぞれアイアンガーヨガ、アシュタンガヨガを創り今日まで受け継がれています。

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初心者向きのヨガとも言われるアイアンガーヨガは、続けることでまずは体力をつけることができます。そして、次に柔軟性を高めて、しなやかで強い体を作りあげていきます。

ポーズを深くとって、体の歪みを矯正していくと人間の体が本来持っている自然治癒力を培い、疲労回復を自分で円滑にできるようになるのです。

ステップを追って、体づくりをして、またその過程で精神的にも安定していきます。

体の外側と内側、両方に意識を働かせる習慣がつき、体の内外の小さな変化にも敏感になります。

ストレスからくる体の不調をいち早く察知し、そのストレスの原因となる根本的問題を、内面の自分観察によって見つけることができるようになるのです。

また、リラックス効果もあるポーズで心は落ち着き、気分も前向きになります。

ストレス社会で生きる私たちに、ストレスを最小限で抑えて対処する、最適な手段を身に付けることができるのです。

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道具を使うので体に負担が少ない

アイアンガーヨガの特徴とも言えるのが、プロップス(補助具)を使ってポーズ をとるところです。
折りたたみ式のパイプ椅子や、ストラップ、ブロック、ボルスター、ブランケット等を使います。

また、スタジオによっては壁にロープを取り付けているところもあり、ロープに体を固定して下向き犬のポーズを行ったり、逆さまのポーズを行うのに使われます。

私たちの体は一人ひとり違っています。
腕が長い人、短い人。足が長い人、短い人。背骨がまっすぐな人、湾曲な人など。みんな同じボディタイプではありません。

例えば、前屈のポーズにしても、腕が長い人が簡単につま先に手が届いていても、背骨が丸まっていたらこのポーズの効果はあまり得られません。

こうした場合は補助具を使って、体に正しいアライメントを覚えさせます。

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少しずつ、時間をかけて体を修正していき、補助なしでも正しいアライメントが取れる筋力と、しなやかさを得たときに、補助具を使わずにポーズをとることができるようになります。

正しい姿勢を保つことで、体の左右の筋肉を正しく使われ、また呼吸をしやすくなります。呼吸が深くなると、血液の循環が良くなることで内臓や脳にもたくさん酸素が送られて活性化されます。

補助具の使い方は、指導資格を持った講師に教えてもらいましょう。
一人ひとりの体に合わせて、適切な位置に補助具を置くことで、正しいアライメントへと体を導き、適切な効果を得られることができるからです。

また、その時の体調(生理や疲労)などに合わせて、ポーズを変更することもできるので、その日の体調を講師に伝えておくことも忘れずに。
アイアンガーヨガを元にして生まれたリストラティブヨガで疲労回復にフォーカスしたポーズを教えてくれるでしょう。

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アイアンガーヨガはひとりひとりのレベルや体調に合わせてできるヨガです。
初めは補助具を使っていた体が、継続していくうちに徐々に補助具を使わなくてもポーズが正しくできるようにスタミナがつき、柔軟性も高まってくるのです。

その過程をじっくりと時間をかけて、自分の内外の変化、向上に気づくのがアイアンガーヨガの魅力でもあります。

焦らず、自分のペースでできるので、どのポーズが苦手か、体のどの部分に効いているかをじっくり観察することもできます。

解剖学と心理学から基づいたヨガだから納得できる

アイアンガーヨガは、アイアンガー師が自身が長年のヨガの練習と体の骨組みを解剖学観点から研究し、考案したものです。
また、心理学に基づいて、補助具を使い体を安定させているのは「体を痛めてしまうかも」と言った恐怖感などが湧かないよう、納得し、安心して柔軟を行うことができるのです。
このような心理的なアプローチは、安心して呼吸とアサナ(ポーズ)に集中できる仕組みにもなっているのです。

毎回、アサナを順を追って行っていくうちに、練習の序盤で体を温め、少しずつ体が徐々に開き初めて柔軟性を増し、練習の後半では自然と心は穏やかに落ち着くという仕組みになっているのに気づくはずです。

アイアンガーヨガの代表的なポーズとも言える、ウティタパーシュヴォッコナーサナ(側面を伸ばすポーズ)は、体の側面を伸ばす目的のポーズです。
初心者の場合、床に手を付けることを目標としがちですが、ブロックを使い正し位置と角度で体の側面を伸ばしていき、同時に体が安定した状態で股間節を開いてくことができます。

太陽礼拝を行って体が十分温まってから行われるこのポーズは、股間節を開き、下半身強化をフォーカスしたポーズへと続いていきます。

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まとめ

アイアンガーヨガを実践していくと、少しずつ一つひとつのポーズに体が馴染んでいくのを感じることができるでしょう。

それは、アイアンガーヨガ独自の安定した心と体の状態で呼吸とアサナを行い、個々が内面と外面を一つひとつのポーズを通して解釈し、身に付けることができるからです。

最初は補助具を使って正し位置に体を置いた状態に違和感を感じるかもしれません。そして、体が歪んでしまっていることに慣れていたことに気づくでしょう。

しかし、正しい位置に体が慣れた頃には、呼吸も深くスムーズに行われて、心身ともにバランスのとれた状態が心地よく感じるはずです。

私たちが抱える日常的なストレスの解消と健康維持を目的にヨガを実践してみませんか?
まだヨガを始めたことのない方は、アイアンガーヨガがおすすめです。

最初はストレッチをしに行く感覚で大丈夫です。自分の体の限界を知ることもでき、無理しすぎない“優しさ”も生まれてくるはずです。ヨガはその“気づき”が大事なので、自分自身の理解を深める良い機会にもなるでしょう。

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東京生まれ、東京育ち。ラジオの懸賞で航空券が当たったことでニュージーランドへ渡航。 ニュージーランド在住14年目。2児の母をしながら、のんびり暮らすヨガインストラクター。